合同会社の設立

それでは、もう一つの会社の形態である「合同会社」というのはどのような種類のものなのでしょうか。合同会社というのは、出資者全員が有限責任社員となる、という特殊な形態を取った会社のことを言います。通常の事業の場合には出資者は「無限責任者」となってしまうものですが、合同会社の場合には間接有限責任に留まるため、リスクを回避することができるというのが大きなポイントとなります。その為、比較的小規模な会社の設立などに利用することができるようになっています。また、決算公告を行わなければならない義務が存在していないことによって、決算を公開したくない会社に取っても便利なスタイルとなります。

しかし、デメリットとして株式会社に比べるとやはり信頼性が高くはないということが挙げられます。決算公告が行われないことなどによって、その内容の透明性が少ない場合が多いためです。その点を含めて、株式会社にするべきか合同会社にするべきかを考えるのがよいでしょう。

合同会社を作る場合には、公証人手数料は必要ありません。定款印紙代についても、電子認証定款の場合には必要がないという仕組みとなっています。登録免許税も株式会社の半額以下の6万円です。